十分な教育を受けずに昇格したマネージャー層の行方

十分な教育を受けずに昇格したマネージャー層の行方

十分な教育を受けずに昇格したマネージャー層の行方は?

日本の人事部「人事白書2018」の調査結果で、自社の人材育成施策の効果について、

・自社の育成施策に効果を「あまり感じない」(51.5%)が過半数を占めている
・業績別にみると、業績の良い企業ほど自社の育成施策に効果を感じている

という結果が得られました。

自社の育成施策に対して、全体的には効果をあまり感じていない一方で、育成施策が功を奏している企業は業績も上がっているということが分かります。

また、今後強化したい研修対象層の第1位はミドルマネージャー層(63.7%)でした。

来るべき人材不足に備え、多様な働き方の人材で限られた時間の中で最高のパフォーマンスを出すためには、現在のマネージャー層のマネジメント力の向上が急務ということです。

特に女性活躍推進法の施行に伴い、女性管理職数を増加させた企業も多いのではないかと思いますが、もし昇格させた女性管理職者に対して、「これまであまりマネジメント教育を行って来なかった」「どうもチームビルディングが出来ていないように思う」「部下があまり育っていないように感じる」といった課題を感じているようでしたら、早急に女性管理職者のマネジメント力を強化する育成施策が必要だと考えます。

女性管理職者は、これからの働き方改革を牽引する原動力ともなり得る存在であるとともに、男性管理職者と比べてうまく動けていないことによるリスクが大きくなる傾向があります。マネージャー層のマネジメント力強化施策、どこから取り組むべきか優先順位を良く考え、効果的かつ効率的に進めることが必要です。