飲み会の席で、女性が仕事の話題に入れてもらえないのはなぜか?

男性は縦社会のルールを飲み会で先輩や上司から教わるようだ

男性は、仕事のやり方、組織での振る舞い方を、縦社会の中で学んで身につけています。
よくあるのが飲み会の場です。もともと同じ配属先だった仲間、仲のいいグループなど、縦ラインで括られたグループのお酒の場で教えてもらえるのです。
一方、女性はというと、残念ながら縦のつながりがあまりありません。例え女性が縦ラインの飲み会の場にいたとしても、仕事の話をしている男性たちの中へ女性が入った途端、大抵全く関係のない趣味の話や今の流行の話などに移ってしまうのです。これは男性たちが女性に気を遣っているためであり、あいにく会社での処世術については、女性は自然とは教えてもらいづらい環境下に置かれているのが現状です。

女性が飲み会で仕事の話題に入れてもらえない理由

女性活躍推進法が施行され、企業の制度が整い、活躍する女性管理職が増えているものの、当の女性管理職のみなさんは、会議で発言するたび、上司と話をするたびに、「うまく伝わらない・・・」「なんだか意識が合わないな・・」と感じているのは、このような会社の公式な場だけではない、別の非公式のディスカッションの場が女性にはない、ということが理由の1つだと感じています。

もともと、女性の伝え方は男性脳を把握した話し方をしていない、という根本的な理由も存在します。
男性は結論から一言で話をして欲しいのですが、女性はついうだうだ言ってしまうことが多く、特に焦れば焦るほどグダグダ長く話してしまいます。そうなると男性はイライラして途中で「何を言っているかわからない、話の観点が全く合ってないんだよ」などとバッサリ話を切ったりするのです。女性は女性で、ダラダラ話して最終的に観点の合った結論にたどり着いたとしても、途中で話を切られてしまうのでモヤモヤが残ってスッキリしません。

そして、冒頭でお伝えした、組織での振る舞い方といった”お作法”についての情報が入りにくい、という状況が女性の「なんかうまくいかない」に拍車をかけていると思うのです。

女性が組織で働くルールを学ぶ方法

私がやっていたことは、同僚の男性が縦ラインの飲み会で男性上司や先輩から教えてもらったことを、そのまま仕入れて意識して実行していました。

もちろん、前提として、男性同僚との関係性も良好にしておかねばなりません。
どちらかというと男性同僚は女性の足を引っ張りがちなので、そうならないよう、事前に仕事で色々と協力し(返報の法則を使って)仲良くなり、信頼関係が築かれた上で相談したり教えてもらえる関係性を作っていました。
男性同僚から仕入れた話は、今の私のマネジメントスタイルに大きな影響を与え、深い学びをもらたしてくれました。ですので、直接教えてもらえる男性同僚がいつも羨ましかったものです。

男性から女性に仕事のお作法を伝授するポイント

もし、この記事を読んでおられる男性経営者や、男性上司の方で、本気で女性部下を育てたい、女性の強みを活かして活躍して欲しい、女性社員の働く意識を変えて欲しいとお考えでしたら、ぜひとも、男性の部下や後輩に伝えている仕事のイロハを女性社員にも伝えて欲しいと思います。

伝える時も一工夫を。女性は結論から話をされる展開に慣れていないので、可能な限り、経緯から伝えることを試して頂きたいと思います。とはいえ、上司部下の関係性によっては、やはり直属の男性上司から仕事方法を教えてもらうよりも、同じ経験をした女性上司からのアドバイスがいい、などと、男性の意見を受け入れがたい、反発しやすいという側面があるようでしたら、しなやかな女性リーダーから伝えてもらうのが良いかもしれません。会社の女性管理職として頑張ってきた人の言葉だと、すごく効果があるものです。これは、女性に限った話ではありません、経験者の言葉は心に響くものです。

 


しなやか女性リーダー養成講座では、他者の女性管理職の方との交流があります。私という経験者でもある講師からの言葉もさることながら、同期の女性管理職たちからの励ましもまた彼女たちの気持ちを受け止め、励ましあえる、そんな相乗効果が発揮されているなと感じている今日この頃です。

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