中小企業の女性管理職に対応するときの心構え

中小企業の女性管理職が仕事を抱えがちな理由と、経営者としてどのように接するのか、その方法についてお伝えしましたが、

「そうは言っても、イライラしてる女性管理職に話かけるのも、もう嫌なんだよ!」

と思っておられる方もいらっしると思います。では、そのモヤモヤを解消して、冷静に女性管理職を導いていくためには何が必要なのか?ということについてお話を進めていきます。

「あーそうじゃなくて、・・・いや違う違う!だから、・・(なんでこう女性とは話が通じづらいんだろう・・)」

嫌気が差す根本原因

そもそも、なぜ、感情的に相手のことが嫌になってしまうのでしょうか。

それは、相手と自分の違い、考え方や価値観、ものの見方の違いが受け入れられず、お付き合いするのが嫌になってしまう、というのが根本的な原因なのです。

つまり、解決策は単純であり、「相手の考えを全て受け入れる」という、たったこれだけのことです。
しかし、これがなかなか難しいのが本音だと思います。

価値観も受け取り方も千差万別

私が解決方法の一つとしていつも提案しているのは、
人は1人ひとり、価値観や考え方、受け取り方が違うんだ、それが当たり前
これを再認識しましょうとお伝えしています。

これをいつも念頭におくだけで、相手も悪気があってそういう態度をとっているのではないんだ、ということが分かりますので、嫌だとかイライラする気持ちが徐々に薄くなっていくのです。

男性経営者が女性管理職への苛立ちを覚える背景

 

男性の経営者が女性管理職と対応するときには、イライラすることも多いのではないでしょうか?
特に男性脳と女性脳は真逆くらいに違うと言われていますから、感覚も価値観も違ければ、「話が通じない!」とイライラしてしまうのも仕方のないことかもしれません。
そこに気づくことができれば、自分もイライライするけれど、同じくらい女性管理職も気持ちが伝えきれずに怒りをそこらじゅうに当たり散らしているんだろう、と結果として冷静に相手を見ることができるようになるのです。

 

上司からの指摘を素直に受け入れられない女性管理職

イライラから抜け出せるようになったら、自分の意見として、「今の◯◯さん(女性管理職)は、私からこんな風に見えていますよ」と指摘事項を伝えるようにすると、相手も素直に受け入れられるのではないかと思います。

とは言え、男性脳と女性脳とでは、先ほども書いたように、真逆レベルで違うので、なかなか歩み寄るのが難しいものです。何しろ、社長や上司の言うことは、関係性にもよりますが、なかなか素直に聞けないということが土台にあるので、対応には一定の時間がかかってしまいがちです。

女性のことは女性に任せる

忙しい中小企業の経営者はそこに時間をかける余裕がないのが現状でもあります。

そんな時こそ、外部の力を上手に活用することが大切ではないでしょうか。女性管理職に対しては、同じ立場の女性同士、または、社外の管理職経験者とのネットワークやメンターを持つよう、促していくのです。

「社外」という、しがらみのない環境下では、人は驚くほど相手の話を聞き入れやすい状態になります。
また、同じような立場の女性たちと話すことで、即効性のある気づきや対処法も見つかりやすいものです。このような環境を用意することで、会社成長が加速した中小企業の事例をいくつも見てきましたので、この記事を読みながら思い当たることがある経営者の方は、是非一度考えてみていただければと思います。

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