伝え方1つで、職場に信頼関係を育むベースができる!

昨日は起業家向けセミナーの講師として登壇して参りました^^

私の経験が少しでもみなさんのお役に立てればと精一杯務めさせていただき、その結果、「とても為になった」「全く知らないことだらけだった。来てよかった」「間の取り方、笑いの取り方、講師としてお手本になった」等々アンケートに記載いただき、参加者全員から高評価をいただきました!実り多い時間を過ごせてもらえた喜びが胸いっぱいに広がって、嬉しいひとときでした^^

在宅ワークを希望する社員が信じられない?

以前に、男性管理職の方が、部下の女性社員が育児のために在宅勤務をしたい、と申請して来たときに、了承はしたものの、複雑な気持ちになっていまいました、とその胸のうちを吐露してくださいました。

部下が在宅勤務を申請した時、その部下の上司は大きなプレッシャーに苛まれるものです。その理由は、
「在宅ワークの部下がサボらずに仕事をしているか管理するのが上司の仕事!」
という無言の会社からのプレッシャーを感じてしまっているからです。

この状況のポイントは2つあります。

1つ目は、会社側が、制度として在宅勤務を導入したものの、受け入れきれていない状況であること。
2つ目は、上司が「今昼寝でもしているんじゃないか」「買い物でも行ってるんじゃないか」と部下を信じきれていないこと。

在宅勤務を選択した部下の成果が見えづらいと、結果的に「サボっているに違いない」という判断に繋がってしまいがちなのです。

効率良く仕事をするための在宅勤務

このように考える傾向にある男性上司の場合、自分自身は決して在宅勤務を選択しません。しかし、在宅勤務は、育児中の女性だけの制度ではありません。例えば、介護に携わっている人はもちろん、「今日は家で仕事をした方が効率的だ」と思えば誰でも利用することができるものです。

私の個人的な意見ですが、仕事の効率が上がり、成果を出せるのであれば、在宅勤務中に長時間休憩をしても構わないと考えています。

私自身のことを考えても、男性と比べれば体力もないですし、ホルモンバランスが不安定になると、気持ちの面でも浮き沈みがあって自分をコントロールするのが難しい時もあります。そんな時は、少し昼寝をするだけでも体調が整い、仕事が捗ることも多々あるのです。

伝え方1つで、互いに思いやることができる職場へ

現在関わっているある企業の男性管理職は、とても温厚な人柄で素晴らしい方なのですが、あまりに在宅勤務制度がうまく活用できていない現場に嘆いて、

「会社としてちゃんと制度を整えた。あとはみんなそれに甘えずに意識高く働こう」

というメッセージを暗に出してしまっていた時期がありました。

彼もよかれと思って部下たちへ発信していたのですが、部下たちからすれば制度利用しづらい気持ちが増してしまうという逆効果になっていたのは言うまでもありません。
私は、伝え方1つでこのような状況を避け、部下のモチベーションを上げながら在宅勤務制度を活用してもらい、会社の成果と成長に繋げることができると確信しています。

男性上司からの伝え方(例)

まず、「サボっている」という決めつけをしてしまっている場合は、一旦その気持ちを手放すよう心がけ、こんな風に伝えてみましょう。

「子育て大変な中で、会社へ精一杯貢献してくれている姿をいつも見ていて、本当にありがたいと思っている。
今後、ますます君たちの貢献が必要になってくるから、その力をより発揮してもらう為に何ができるか、何が必要なのか、いつも考えているんだ。もし、それに対してアドバイスや意見をもっと言ってもらえると嬉しいので、よろしく!」

このくらいの話で、女性側は十分理解し受け止めることができます。もっともっと、会社に貢献したい、という気持ちが芽生えてくるのです。

女性社員からの伝え方(例)

女性側も、歩み寄ってくれた会社や男性上司に対して、「じゃあ言わせてもらいますけど!」とガミガミ噛み付くような言い方はもちろんNGです。例えば、在宅勤務を申請する時はこんな風に伝えてみてはいかがでしょうか。

「もしかしたら、女性社員は在宅勤務中にサボっているとご心配される気持ちもあるかと思います。しかし、特に女性は男性より体力がないので、仕事の効率を上げる為に休むことが必要だったり、そもそも体調がよくないと仕事ができないということも正直あります。課長が不安を感じながらも、私の在宅勤務を許可してくださることにとてもありがたいと思っています!・・でも、そういった理由から少し休憩したりするかもしれませんが、それは決してサボっているということではないことを、どうかご理解いただき、信じてもらえると嬉しいです・・!」


いかがでしょうか?

このような関わり方や伝え方ができれば、サボっていないかという疑心暗鬼な気持ちや、どうせ会社に言っても信じてもらえないでしょう、という諦め感から、一歩抜け出せると思いませんか?

相手のことを思いやるというスタンス

ここで、私が大切にしていただきたい「在り方」は、相手の立場で考えるということ。
自分の目線だけで考えたり意見を述べるのではなく、「相手はどう思っているのだろうか?」という考えを持つことで、

「サボっているように見えているだけで、何か困っているのではないだろうか」
「私の気持ちを伝えればきっと理解してくれる」

と、お互い歩み寄れるのではないでしょうか。

伝え方・言い方をほんの少し変えるだけで、良好な関係性を育むベースができていくのではないかと思っています。