男女の仕事のパフォーマンス発揮の仕方の違い

4月より、大阪の販売関連会社で顧問として、主に女性社員の人材育成コンサルティングを行うことが決まりました。本日は、キックオフミーティングのため現地へ。実際に女性社員の方々とお会いして、彼女たちの可能性を最大限に引き出し、会社成長に繋げるサポートを全力で行おうと改めて心に誓った1日となりました。

男女の仕事のパフォーマンス発揮の仕方の違い

企業の女性活躍推進サポートを通して、男性と女性での仕事のパフォーマンスの発揮の仕方に違った傾向があることに気づきます。

・男性:周りの状況に関わらず、一定のパフォーマンスを発揮
・女性:周りとの人間関係などにより、パフォーマンス発揮する度合いが変動する


こういった傾向にあることが多いように思います。私は、男性と女性との仕事に対する価値観の違いが起因していると考えています。しなやかリーダー塾でもお伝えしているのですが、例えば以下のようなものです。

男性の仕事に対する価値観は、どちらかというと社会的地位の高さ
女性の仕事に対する価値観は、どちらかというと仕事内容

男性によくみられる傾向

男性は、与えられた役割として仕事を見ている傾向があるので、その内容や周りの人間関係を含む状況がどうであれ、一定レベルのモチベーションを保ち、アウトプットを出そうとします。

女性によくみられる傾向

女性は、仕事の内容や進め方が自分に合っているかどうかで仕事を見ている傾向があるので、周りの人間関係を含む状況があまり良くなければ、モチベーションが下がってしまい、パフォーマンスが悪くなってしまいがちです。逆に、好ましい状況下ではモチベーションが上がり、場合によっては120パーセントのパフォーマンスを発揮する、といったことが起きうるのです

ポイントは、マネジメント

このように、パフォーマンス発揮のレベルを左右するのは、モチベーションが大きな要因としてありますが、モチベーションアップに大きな影響力を及ぼしているのは、会社の中ではマネジメントです。

性別を意識したマネジメントのアプローチ

男性のパフォーマンスマネジメントのポイントは比較的明確ですが、女性のパフォーマンスマネジメントは、周囲の状況に影響を受けがちなので、比較的不明確性が高い傾向にあることが、これまでのお話でお判りいただけたかと思います。

よって、管理職やリーダーの皆さんは、性別によってもマネジメントのアプローチを変える、という発想を持っておく必要があるのではないかと私は常々考えて、しなやかリーダー塾の受講生に具体的事例を示しながらお伝えしています。

パフォーマンスマネジメントのコツ

「業務フローの整理はできているにも関わらず、非効率な気がする」
「仕事が出来る社員のパフォーマンスが突然落ちてしまった原因が分からない」

万が一、このようなことが起きた場合は、社員それぞれが置かれた環境、人間関係などを丁寧に紐解くと、根本原因を突き止めることに繋がることが多々あります。

よって、パフォーマンスマネジメント(=社員の能力とモチベーションを引き出しながら、仕事の目標達成を行うことを目的としたマネジメント手法)を行うときには、社員それぞれの特性に合わせた関わり方が大切です。

例えば、男性には、役割を明確にし、役割に見合ったパフォーマンスを上げることを期待していることを明確に伝える。
女性には、担当の仕事を行う意義を明確に伝え、パフォーマンスを上げるために支援する。

このように、従来からの男性視点によりマネジメントを一律行うのではなく、男女の価値観の違いを考慮したマネジメントは、これからの時代、ますます重要性を増してくると考えています。