【男女別】管理職になりたくない理由

しなやかマネジメント百科を運営している株式会社リノパートナーズ(代表取締役 細木聡子)は、無事に新年度を迎えました。

昨年度は沢山の方の応援により、多くの方々のお役に立てる事業を進められたこと、心より感謝申し上げます。新年度もより多くの価値を必要な方々にお届けすべく、更に気を引き締めて邁進する所存でございます。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

管理職になりたくない理由とは

株式会社リノパートナーズでは、組織で働く女性リーダー育成事業に取り組んでいます。
初年度において、大中小さまざまな企業様と意見交換をさせていただく中で、男性と女性とでは、管理職という仕事に対する価値観の差が、如実に現れていると感じています。つまり、男性も女性も「管理職にはなりたくない」という方が一定数存在するものの、その理由や管理職に対するイメージ等をヒアリングすると、視点の傾向が違うことに気づきます。

男性の場合


男性が管理職になりたがらない理由は、費用対効果の理由が大きい傾向にあります。
要するに、管理職という肩書きで責任は重くなるが、それに見合う報酬が得られない、と感じているということです。

ちなみに、管理職となったその後の傾向については、大変さや辛さを感じつつも、これが仕事だと半ば割り切って、その職務を全うしようとする傾向が大きく現れるのが男性の傾向として挙げられます。

女性の場合


女性は、そもそも管理職の仕事自体に魅力を感じていない、という理由が、管理職になりたくない根本的な要因の大部分を占めている傾向にあります。そんな女性社員が管理職となった場合は、その仕事の大変さや辛さを感じ、「出来れば管理職の仕事を降りたい」「無理なく自分らしく仕事がしたい」という傾向が強く出てくるようになるのです。

効果的なマネジメントを実現するために

男女共に、管理職という立場と仕事に対するイメージがプラスとは言い難い状態で管理職の仕事に取り組んだとしても、効果的なマネジメントは難しいものです。しかし、男性は現状に違和感を感じつつも、仕事だと割り切って、一定のパフォーマンスを出しながら、仕事に取り組むことは可能かもしれません。

一方、女性は仕事に対する価値観の違いから、自分と仕事を切り離して割り切るという考えを受け入れづらく、そのままでいると最悪の場合精神的に不安定になってしまう恐れもあります。職務でのパフォーマンスを発揮する以前に、場合によっては逆効果となって仕事がやりづらい状況を生み出してしまうこともあるようです。

女性は自分なりのマネジメント手法を

女性管理職が組織の中でうまくマネジメントを行うためには、男性視点の仕事のやり方の良いところは受け入れた上で、自分なりのマネジメントを生み出して行くことが、まだまだ今の段階では必要だと思っています。

本当の意味で活躍する女性管理職やリーダーがまだまだ少ない現状、さらには、女性はその事情や価値観が多岐に渡る傾向にあるため、自分自身がパイオニア的な存在となって、自分らしく無理なく成果を上げていくマネジメントスタイルを確立する、といったマインドを持つことが、まずは必要なことだと考えます。

私が女性管理職になった当時を振り返って

私が女性管理職となった当時、周囲には女性管理職として活躍しているような、ロールモデルとなる方はいませんでした。
それもそのはず、私の今ここにいる背景や事情、価値観、そして性格までぴったりと合致している人は、そもそも存在しないのですから。

もちろん、人間性もマネジメント力も優れた素晴らしい上司や管理職の方との出会いは、男女問わずたくさん出会ってきました。

私が取り組んだのは、そういった素晴らしい人たちの良いと思うことを抜き出し、自分もやってみようとチャレンジしたことです。
挑戦してみて、うまくいったり、失敗したりしながら、少しずつ、自分なりのマネジメントスタイルを確立してきました。

その結果、マネジメントの仕事に大きなやりがいと感動を見出すことが出来るようになったのです。特に女性にとって、管理職という仕事は大きなやりがいともたらすもの、管理職という仕事は会社の中で一番要となる職務だと私は今では確信しています。

そんな思いをより多くの人に味わって欲しいと思います。