稲盛氏の著書「心」から究極の人材育成について考える

昨日、出版社より書籍の見本が上がってきました。

〜女性管理職のためのしなやかマネジメント入門<信頼>をつなぐ、チームビルディング〜

悩んでいる女性管理職のみなさんの元へお届けすることで少しでも気持ちが楽になったり、何らかの助けやヒントにつながれば、これ以上嬉しいことはありません。

稲盛和夫さんの著書「心」を読んで

最近、会社経営で悩んだり、迷いそうになった時、稲盛和夫さんの著書「」を読むようにしています。

元は、経営者としてのマインド醸成のために読み始めたのですが、
これまで会社経営や人材育成で私が大切にしている価値観に
通ずるところがあり、非常に共感、納得する内容なのです。

私は究極の人材育成とは、
【人が自立的に成長していくこと】
だと考えています。

つまり、


これまで以上の成果を出せる人材になってもらい、会社の成長に向けた貢献を通して、本人の人生をより幸せなものにしてもらうこと

これこそが、人材育成の重要な目的ではないだろうか、と常々考えてきたのです。

会社側・人事としてできること

究極の人材育成のため、会社側から一方的に

「ぜひ、会社に貢献する管理職になってください」

とお願いモードで社員に期待を伝えるだけでは到底うまくいかないでしょう。

本人が自ら意義を見出す

というプロセスが必要不可欠であり、そこをおろそかに扱ってしまうと、本人の成長は勿論、会社の成長にも思うようにつながらない、ということになりかねません。

だからこそ、会社の人事や管理職の方の役割は、社員の皆さん一人ひとりが会社の中で成長し活躍し続ける意義を見出すキッカケを与えるような、“関わり”をすることが重要なのです。

そのためには、人事や管理職などの人を育てる立場にある方々が、

社員一人ひとりのこれからの人生がより良くなるために、会社を取り巻く社会の概況と今後の予測をし、社員一人ひとりの強みや希望を充分考慮した上で、
キャリアプランを考える

ということを実行する必要があるのではないでしょうか。

究極の人材育成の原動力

ここで知っておいていただきたい重要な“あり方”があります。

それは、

信頼と当事者意識

です。

社員一人ひとりを、「この人は必ず出来る人だ」とその力を心から信頼するということ。そして、社員一人ひとりが立たされている、プライベートを含めた立場や状況を自分事として捉えるということです。

そのあり方を持った上で、

社員の志と会社のミッションをつなぐ

ということを行っていきます。

これが適切に行われると、社員も会社も幸せ、という100%win-winの関係が生まれます。

これが、究極の人材育成の原動力です。

究極の人材育成の原動力

私は女性活躍推進のセミナーや研修をさせていただくときには、必ず、会社の目指しているところと対象社員の本音の思いや実態を入念にヒアリングして、セミナーや研修を通して、少しでも社員の皆さんと会社の100%win-winの関係を築く架け橋になれれば、と考えています。

そのために、私が必ず取り組むことが、

「もしも、私がこの会社の社員だったら?」
「私が、この会社の経営者だったら?」

と、とことん考え抜くこと。その上で最適なコンテンツを提供しています。

私はかつて大企業、中小企業で人事を担当していた頃、社員一人ひとりとの面談やセミナー、研修などの施策を通して、【社員の志と会社のミッションをつなぐ】ことを丁寧に行ってきました。

それが最終的には、究極の人材育成につながり、社員の成長と会社の成長につながったのだと思います。

人事や管理職の人を育成する立場にある人は、今一度、この究極の人材育成の実現のために出来ることについて熟考し、今日から、今すぐにでも実行できることに着手することから始めていただければと願っています。