男性が多い職場の女性社員たちの現状〜打開の一歩をどう進めるか

明日は徳島県の外郭団体向けの技術系女性社員向けセミナー登壇を控えています。その前に、本日は現場で悩む女性社員向けセミナーの開催です。少しずつではありますが、私の経験がどんな方にお役立ていただけるかが見えて来たように感じています。1つ1つの出会いを大切に、より一層想いを込めて関わらせていただこうと思っています。

徳島県立工業技術センター様のダイバーシティ推進セミナーを、21世紀職業財団の客員講師として努めさせていただきます。徳島県の皆様、どうぞよろしくお願いいたします!

男性が多い職場の女性社員たちの現状

特に男性が多い職場で技術系の女性社員が今後のキャリアをどう考えるのか、とても悩んでいる方が多いように思います。

ロールモデルはまだまだおらず、家庭と仕事の両立やこのまま専門職として道を極めるか、リーダー的な立場になって行くべきなのか、自分の未来がなかなか描けない、と悩みを告白してくださる方も少なくありません。

一方、会社側は制度の整備やダイバーシティ推進室の設置などの組織体制の整備などを積極的に取り組んだり、更に、ロールモデルを作るためダイバーシティ推進室長や役員クラスに女性を登用するものの、

「どうして女性社員の意識は変わらないままなのだろう?」

と首をかしげる経営者や人事担当者が大半、という印象を持ちます。当の女性たちからすると、これらの取り組みはただ悩みが大きくなっただけ、だったりするのです。

女性の本音、女性活躍の誤解

私が考える大きな理由は2つあります。

1)女性の本音の意識

現在分析中の「女性活躍推進2.0実態調査」の結果を見ていると、女性は仕事だけではなく、家庭やプライベートも大切にしたい、という本音があります。

また、女性はどちらかというと、家事や育児を中心に行うべき、という意識はまだまだ強く根付いているようです。これは女性だけではなく、男性も本音の部分で「女性がやるべき」「女性が適している」と思っているということが表れています。

この本音の意識がある以上、制度や組織の整備、ロールモデルの誕生といった取り組みを行ったとしても、それを女性たちが喜んで受け入れたり活用するまでは至りません。

よくあるのが、会社が求める女性ロールモデルは男性社員と対等にやりあい、残業をしてバリバリ働くような人だったり、容姿端麗で華やかなキャリアを持っており、

「私はあんな風になれない(なりたくない)」

というイメージを持ち、結果として会社側の取り組みは形骸化してしまう、ということなのです。

2)女性活躍の誤解

【女性活躍推進=女性管理職】

このイメージを持っている方が男女問わず大半であることはすでに前号メルマガでもお伝えした通りで、「活躍している姿」イコール、「管理職になること」というイメージが色濃く、さらに言うなれば、「理想の管理職像」は、男性中心に考えられたものになっているのです。

これでは、

「私には管理職になんて務まらない」
「あんな無理な働き方はしたくない」

と女性たちが思うのは仕方ないのではないでしょうか。

女性は管理職に向いている!

私は自分の経験からも女性は今の時代の管理職に向いているし、更なる会社の成長、社会の成長には女性の活躍が欠かせないと思っています。ただ、その女性活躍推進の姿は、皆さんが思うような
姿とは異なるかもしれません。

管理職のあり方には様々あるということを念頭に、今の時代にマッチした、自分らしさを発揮している管理職になるよう、より意識していくべきだと考えます。

今まで以上の成果を出すことが、真の女性活躍推進であれば、無理せず、自分らしさを仕事へ活かすことが第一歩です。これは、しなやか女性リーダー養成講座でも一番最初にお伝えする大切なことであり、もちろん今回出版した書籍においても、“第一章「理想より自分らしさ」ー強みを活かす独自力”として書かせていただきました。

女性管理職に限らず、男性管理職も含め、より多くの働く方々に知っていただくことを通して、真の目的を果たす女性活躍推進の実現に貢献できればと願っています。

今月より新セミナー3種がスタート!「女性社員向けマネジメントセミナー」「女性部下を持つ上司向け育成力向上セミナー」「人事向け女性活躍推進2.0セミナー」いずれも2時間・無料で開催。