ハラスメント防止の第一歩は、信頼関係から

ダイアモンド・ビック社発刊のEducation Diamond秋号に掲載された、取材記事がWeb公開されました。

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それはハラスメントなのか?

ハラスメントとは相手に対して行われる「嫌がらせ」のことで、30超の種類が存在します。特に職場に関するハラスメントとしてよく耳にするのは、

・パワーハラスメント
・セクシャルハラスメント

あたりでしょうか。

私の経験から、ハラスメントとして認められるかどうかにはとても難しい問題がいくつもあると感じています。

例えば、受け取り側がハラスメントと感じ「被害を被った」と思っていても、加害者側が

「そのつもりはなかった」
「部下マネジメントに必要だった」
「社員指導の一環で行っただけだ」

と主張するケースがほとんどだと思います。

同じような言動が職場の関係者間であったとしても、良い関係で仕事をしている方もいれば、傷つき、悩んで、周りや職場の相談窓口に駆け込み訴える・・といったことになっている方もいらっしゃいます。

この違いはなぜ起こるのでしょうか?

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信頼関係があればハラスメントは起こりづらい

私は”信頼関係”次第でハラスメントとして受け取られるか、そうでないかに分かれるのではないかと考えています。

職場のハラスメントといえば、上司と部下間のパワーハラスメント(パワハラ)。

上司が部下のことを「この人は必ずできる人だ」と信頼していれば、部下の将来のことを考えてあえてハードルが高い仕事を与えたり、厳しい指導をしたりすることもあります。

そして、部下はそんな上司の思いをきちんと理解して、信頼していれば、上司からのキツイ言葉も「自分を成長させてくれようとしてくれている」と感謝の気持ちを抱くことがあるのです。

このようにお互いが信頼し合う関係となっていれば、多くのハラスメントはそもそも起こらない、という捉え方も一理あると思うのです。

マネジメントがもたらすハラスメントゼロの職場環境

職場での信頼関係を醸成するために、大切なポイントの一つが「マネジメント」です。

管理職の立場にある方が組織を適切にマネジメントすることから、そこで働く人たちとの間に信頼関係が生まれてくるものだと考えています。

今、このブログを読んでくださっている方が上司の立場であれば、まずはあなた自身から部下を心から信頼することを始めていただきたいと思います。

人は、自分のことを認め信頼してくれる相手には、何とか応えたいと思うものです。

その気持ちこそが、お互いの間に強固な信頼関係を作り、結果的に成長と成果をもたらすのです。

たとえ、あなたからの言葉が厳しすぎて、部下がとても傷ついてしまった、受け入れらそうもない、という状況になったとしても、あなたから信頼を寄せられていると理解していれば、傷ついたことを直接伝え、表現を変えてもらえないかと相談するといったことへつながるかもしれません。

信頼関係があれば、互いの関わり方に対するフィードバックがもたらされ、上司側も自身の言動を見直すチャンスに多く恵まれることになります。

これらのことから、職場のハラスメントは起きにくくなり、最終的にはハラスメントのない職場作りが実現できるのではないかと思います。

誤解から生ずるハラスメントをなくす

私も上司から厳しい言葉で指導をされた経験があります。

当時は、私を信頼し、ポテンシャルとキャリアを考え抜いてくれた上司の気持ちがヒシヒシと伝わり、何とかしてその期待に応えたい、この局面を乗り越えたい、とモチベーションが上がっていったのを覚えています。

もちろん、私にとって受け取りづらい言動もありました。

その時は、

「言われていることは理解していて、改善しようと思っていますが、
 この言い方をされると、とても傷つくので・・
 やめてもらえないでしょうか。」

と上司に相談して、実際に上司も改善してくださったので、その後はより強固な信頼関係で仕事が進められたように思います。

パワハラは、ちょっとの誤解やボタンの掛け違いで、悪いスパイラルにはまってしまった結果だと思います。

管理職や人事など、人のマネジメントを行う立場の方は、まずは自分から社員を心から信頼する、というあり方を軸にして、悪いスパイラルが起こらないように心掛けることが必要ではないかと感じています。

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