【興味深い!】“男女別”女性活躍推進2.0実態調査を分析中です/書籍重版が決定

著書「女性管理職のためのしなやかマネジメント入門<信頼>をつなぐ、チームビルディング」の重版が決まったと、出版社から連絡がありました。

8月の発売初日に在庫切れとなり、今も気づけば在庫なし・・。ご購入をご希望のみなさまをお待たせしている状態が続いており、大変申し訳ございません。

大急ぎで出版社が準備対応中ですのでご購入をお待ちの方がおられるようでしたら、もうしばらくお待ちいただけますでしょうか。

改めて、本書籍をご購入いただいた方、ご予約いただいている方、皆様に心より御礼申し上げます。ありがとうございます!!

「自由回答」が、興味深い

男女別データを分析しながら、「男女差が顕著に表れている!」と幾度となく驚いたのが、自由回答の書き方です。というのも、

女性:一文が長い、ですます調
男性:一文が短く体言止め、である調

このように男女差が如実に表れていたのです。また、男女の視点においても、

女性:自分自身の目線、考え方や気持ちなどソフト面にフォーカスした意見
男性:会社運営の目線、仕組み化や組織体制などハード面にフォーカスした意見

このような差が明確に出ていました。

例えば、自由回答の文章1つを取っても、男性と女性で結局は同じことを言っているにも関わらずその書きぶりが全く違うのです。

(女性の場合) ⇒「女性女性と言われ続けて、女性優遇の風潮に違和感が拭えません」

(男性の場合) ⇒「女尊男卑」

これは普段組織内の男女コミュニケーションにおいても、「女性部下には、要点をまとめて話してほしい(男性)」「男性上司には、私の話を最後まで聞いてほしい(女性)」などといった互いに理解しづらい特性によって繰り広げられる誤解やすれ違いの一因になっているに違いありません。

「女性は家庭」「男性は仕事」

男女別の分析結果と、男女別の自由回答の傾向から見て取れるのは、「女性は家庭」「男性は仕事」という昔ながらの男性社会の組織風土です。女性活躍推進2.0実態調査は、大手企業で働く男女の回答数が9割以上を占めているにも関わらず、実は女性活躍推進や働き方改革が思うように進んでいないのではないか?と疑問符が残る結果が垣間見えます。

実態調査では、テレワークや時間短縮勤務の利用状況、理想の育児休暇期間についての質問項目がありますが、男女別の結果と、自由回答を見れば、

女性:仕事よりプライベート(家庭など)に注力している傾向がある
男性:仕事をしている自分を中心に考えている傾向がある

この事実は明白でした。

1つ例を出すと、男性が育児休暇を取得する場合は以下のような結果が出ていました。

●男性
第1位:できる限り短く(167回答)第2位:取れるだけ長く取りたい(152回答)

●女性
第1位:1年以上、1年半未満(184回答)第2位:取れるだけ長く取りたい(153回答)リノパートナーズ調べ「女性活躍推進2.0実態調査2019」より
 男性回答者732人、女性回答者526

自由回答も含め総合して分析すると、女性は保育園入園に対する懸念の声など、子供の状況に関する目線での回答が多く見られ、男性は仕事主体の目線により、必要に応じて柔軟に休暇が取得できることを望む声が多い傾向が見られたのです。

特に、男性が育児休暇取得に対する自由回答の中で、

「妻に聞かないとわからない」
「妻に相談してから決める」


という回答が複数あったのを見て、男性の家事や育児の参加が思ったほど進んでいない実態が伝わってくるようでした。

家事育児については
・男性である自分は2番手だ
・妻がいよいよダメな時に自分がフォローしやすい環境が好ましい
といった主張が見られたことからも、「女性は家庭」「男は仕事」という潜在意識が見え隠れしています。

男女をつなぐ、組織をつなぐ

女性活躍推進2.0実態調査の男女別分析を通して、しなやか女性リーダー養成講座の卒業生がなぜ成果を出すことができたか、そのポイントは

「男女意識差を埋める」

この必要性と解決するための具体的な方法を伝えると同時に、

「男女をつなぐ」

という役割をまず私が担ったところに勝因があると思いました。

「男性の見え方」「男性の見られた方」「女性の見え方」「女性の見られ方」

これらを踏まえた上で、価値観が違う人同士をつなげ、ダイバーシティの観点で相互理解、信頼構築を醸成していくことが、ひいては業績を押し上げ、会社成長へとつなぐ一歩になることを今改めて確信した次第です。

このアプローチ法を用いて弊社が企業向けに提供している「ダイバーシティ推進プロジェクト」においても、現在中小企業を中心に導入しており、日々素晴らしい成果を社員の皆さんが続々と出し続けてくださっています。

弊社の新たなサービスラインナップの1つとして、「ダイバーシティ推進プロジェクト」を本格的にご紹介できるよう、実態調査分析と合わせて鋭意準備していこうと思います。準備が整いましたら、こちらのブログでもご紹介できればと思っております。