研究会/公益社団法人企業情報化協会(IT協会)

2026年9月16日、公益社団法人企業情報化協会(IT協会)が主催する「第5期 女性ネクストリーダー育成研究会」の第1回にて、株式会社リノパートナーズ代表取締役の細木聡子が登壇いたしました。

本研究会では「自分ならではのリーダーシップが未来を切り拓く ~強みを活かし、違いを力に変える~」をテーマに設定いたしました。
昨年度の講義中心の構成から一歩踏み込み、受講者同士のグループディスカッションにおけるファシリテーションやフィードバック、懇親会での個別対話に至るまで深く伴走し、実践的な学びを深めていただきました。

強みと弱みを再定義し、「しなやかなリーダーシップ」へ

研究会の前半では、細木自身が技術職として入社し、男性中心の現場でロールモデルがいない中で管理職へ就任した実体験をお話しいたしました。過去に厳しい言葉をかけられ、「自分はリーダーに向いていない」と思い悩んだ苦い経験や葛藤を共有いたしました。そこから自身の行動や思考の特性を見つめ直し、それらを強みに変換することでチームの成果最大化につなげてきたプロセスをお伝えしました。

また、女性エグゼクティブの75%が経験するとされる「インポスターシンドローム(自分の能力や実績を肯定できない心理状態)」についても触れ、一見すると弱みに思える「慎重さ」や「人に頼ること」を「リスク管理力」や「周囲を巻き込む推進力」へと再定義する思考フレームを提示いたしました。

さらに、IT業界で見られる過去の限界である「3K(キツイ・厳しい・帰れない)」から、未来の基盤となる「3S(Shared: 分かち合う、Soft: しなやかな解決、Sustainable: 持続可能な成長)」へのパラダイムシフトを提唱すると共に、正論で排除するのではなく、対話によって違いを融合させる組織体質づくりをご提案いたしました。

現場のリアルな課題と対話

研究会全体を通じて受講者の皆様と深く対話する中で、多くの方がインポスターシンドロームのような心理的葛藤を抱えながら試行錯誤してきた実情が浮かび上がりました。従来型の管理職像に自身を合わせようとして伸び悩んでいた受講者からは、等身大の体験談に対してまさに自分も今同じ状況で悩んでいると深く共感される様子が窺えました。

参加者の皆様からは、自身の特性を否定するのではなく強みに変換することで、無理なく自分らしく成果を出せるイメージが持てたという前向きな変化の傾向が見られました。研究会中やその後の懇親会でも、自社での取り組みや具体的な悩みについて質問される方が非常に多く、細木は、今まさに悩みや課題を抱えているリーダー一人一人の実態に応じた、フォローやサポートの必要性を強く感じたということです。

株式会社リノパートナーズは今後も、誰もが自分の可能性を閉じ込めず、自分らしくしなやかにリーダーシップを発揮できる組織環境づくりを全力で支援してまいります。